不思議な図形 第1回

今日は、図形と物理のお話をしていこうと思います。

この図形、知っていますか?

シェルピンスキーのギャスケット(Sierpinski Gasket)と言います。

フラクタル図形、と言えば聞いたことある方もいるのではないでしょうか?

これは、特定の倍率で拡大すると、全く同じ形の図形が現れる、離散的なスケール不変性というおもしろい性質を持っています。

雪の結晶や海岸線など、自然界でもよく見られる構造です。

自然界では、もちろん有限回しか拡大ができませんが、無限回拡大しても同じ形が現れる図形を数学的に定義できます。

その一つがシェルピンスキーのギャスケットです。

有限の(限られた形の)中に無限(個数の三角形)が現れる。。

なんだかかっこいいです。

実はこの図形、「特定の倍率で拡大すると、全く同じ形の図形が現れる」性質以外にもとても興味深い特徴がありまして、最近小林研究室でもホットな図形なんです!

それについてはまた次回!

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